なんだろう、俺の発見伝

タイトルは友人の案。

2013-06-01から1ヶ月間の記事一覧

文を借りて

書いてみようと思ったわけは友達の日記に逆感化された、という単純明快な偏屈から始まった。とはいえいかんせん、のっけからそんな芸当ができるとは自分でも思っていない。こんな塵のような俺ごときが「我輩は猫である」やら、「 ある日の暮れ方のことである…

別に何も変化しなくても、いいやんけ

昨日は10時に起きた後、なんとなく映画を3本見た。ゴールデンスランバーとシーサイドモーテルと戦う幌馬車。前2本は邦画で、もう一本はウエスタン映画。感想は別に人に語ることじゃあないだろう。見ようと思えば何回でも見れるし。オレ チンモク アイス。面…

6月11日日記

日を記す。 取り急ぎ寝る

6月3日

10時ごろ起床。4時ごろまで手塚治虫の「ブッダ」を読んでいた。なんとなくインドに行くたくなった。まあ正直のところ日本以外の国ならどこへでも旅行に行きたい。ゼミ旅行も海外くらい行きたい、まあ女連中が反対するだろうけど。ゼミ長権限がゼミ費を扱える…

実験兼実践的な

さきほど「〇文小説」と題したものを数個投稿してみた。これといって特に意味はない。が、各小説は各小説で完結している、様に見せてうんたら的なそういうあれだ。なんていうかわからんからそこはググるか察せ。これをつなげていくのも面白そうだし、また明…

8文小説

むしゃくしゃしていたので石を蹴とばした。先に置いてあった空き缶に当たって乾いた高い音を立てた。公園で子供たちが黄色い声をあげながら走り回っている、暢気なものだ。これから俺はバイトへ行く。ずんずん歩いて行って、公園わきの雑居ビルの2階のドア…

7文小説

この彼の悲痛な叫びが誰に届くと言うのだろうか。期限まであとわずかしかなかった。あの時計の針が真上を向いて重なったとき、すべてが決まってしまうのだ。ああ、もうその時が来てしまった。彼は協力してくれた者に心の中で謝罪した。謝罪しつつ自分を恥じ…

6文小説

本当は父の出張の土産ものだったが、彼はどんな音も出せるスナフキンのオカリナだと友達に言いふらしていた。彼はドとレとミとソとラとシの音は出せたが、ファの音はいくら練習しても出せなかった。だから一週間も経つと飽きてしまって家のどこかへ放ってし…

5文小説

勢いよく空き缶が中に回った。高く上がって、いくらか回転しながら落ちた。泥棒たちはまた逃げ出し始め、ある警官は疲れ気味にこう言った。「そろそろ晩御飯ができるし、これ以上は門限過ぎるし、帰ろうぜ」門限なんて関係なかった泥棒たちは提案を左右に流…

4文小説

彼は実はその傘に入りたかった。濡れたままでは冷たくて淋しくて、しかしそれを伝える勇気は出せなかった。彼女も実はその傘に入ってもらいたかった。一人で雨風を凌ぐのは冷たくて淋しくて、しかしそれを伝える勇気は彼女にもなかった。

3文小説

このオレンジもあのレモンのように輝きだすだろうか。と淡い期待を込めながら乱雑に積み上げたライトノベルの塔の頂に橙をそっと乗せた。いまにも崩れそうな塔だった。

二文

私はどこへもいかない石。だれも私を動かせはしない。

一文

僕は犬。