なんだろう、俺の発見伝

タイトルは友人の案。

実家にたまったアニメ消化しないと、すげえ怒られるからやばい

今一同起きたのか覚えてない。変な夢を見たと思って書こうとしたら、「いやそれ昨日の夢だったわ…」とそういう具合。ふわふわ睡眠タイムだった。昨日の晩飯の鍋の残りを食う。具材は白菜と豆腐と少々の豚肉とわずかなしめじ。
今日は夜に実家に帰る予定のなので、晩飯の心配をしなくていいのはよかった。残金この時点で800弱。レシートをすぐ捨ててしまうので一週間どのくらい使ったかの感覚がないので、これから気を付けようと思いつつ、 僭越ながらさんのブログを読みながら、でも続けられるかなぁとぼんやりしながら、まずある分だけの支出を計算した。一週間の外食と自炊含めて3,000円ほど。これにレシートもらってない買い物で思い浮かぶのがタバコと自販機で+1000円ほどなんじゃないだろうか。もう「支出を明らかにする」という大前提の時点でこの曖昧模糊な体たらくである。嗚呼、我非嘆。


3限の授業に出る。
机に突っ伏して寝ていたIに会ったら、水曜日に午後にスーツ姿で掲示板前にいたのを見た、とか言っていたが、その日は私はそっちに行った覚えもないので彼の言っていることがわからなかった。ただ、似てるとかの次元じゃなく間違いなく俺だったらしく。
なんなんやろか、わたしの思念体が具現化したのか、それとも私の影が勝手に出歩いていたのか、Iが狐につままれたのか。
講義は自己接触についての話だった。人は知らないうちに自分の体をどっか触っている。
たしかに授業中は大体顎か頬を手のひら、手の甲に乗せてダレッとして聞いてはいるが、集中しまくって無意識のうちにやっていることもあるので、ポーズと内情が伴わないケースもあるのではないか、私だけでしょうか。どうなんでしょ。
5限の授業まで方々をほっつき歩きつつタバコを吸っていた。ラークはなくなってしまったので、また違うのを買おう。住宅街の公園で吸っていたのだが、結構人通りも多く、近くの酒屋にクボタアイスのトラックが来るわ、かと思えば横の道でコープのトラックが走り、往来の人が私に道を聞いてきたりして、なかなかせわしない。少し遠くで聞こえる子供たちの遊んでいる声、どこかの部屋から聞こえるフルートの音、それを横切るようにトラック、タクシーのエンジン音。例えるとすると「生きている」ような住宅街だった。
まあ、そういう時間帯に私が居合わせただけかもしれないけども。
5限の授業はアリストテレスについて扱っていた。内容は話半分で聞いていたので覚えてないが、メモは取っていたのでそれを見て、思い出すべきときに思い出すとしよう。
5限が終わって、げろ氏と次の読書会を月曜日に、映画会は題材「恋愛小説家」で水曜日に、という口約束を交わし、たので、それを少し現実化させるべくこうしてここに書いて留め置く。

7時半頃の電車に乗って実家に帰る。着いたのは9時過ぎだった。移動時間は「ケーキの歴史物語」という本を読んでいた。

ケーキの歴史物語 (お菓子の図書館)

ケーキの歴史物語 (お菓子の図書館)

時代を遡れば「ケーキ」という言葉はかなり古く、しかし今日の「ケーキ」という形はここ200年弱とかそんなあたり(超あいまいな記憶でごめんなさい)らしい。
あまりまだ読み込んでないんで、あまり書けない。
読書好きの女子のファッショ
のことで男子的になんか言わせろと思って手をつけはじめたら、後ろでさっさと風呂入れと言われるので省略。

実家に帰ればチゲ鍋が待っていて、「昨日の残り物」らしいシチューもあった。朝露を飲んで生活をしている人間から見れば(※誇張表現)、贅沢極まる有様だった。なんか言おうと思ったが、父は忘年会で不在。母は疲れて寝ているよう、妹は一人TVの前でミカン食いながらルパンとコナンの映画見ていたので、言うのは思いとどまった。
俺だけのことにしておこう。でもやはり実家に帰るたびに自分の家族を客観的に見てしまいがちだ。
一人で飯を食っていると妹がなんか「鍋に水入れると味薄くなるからやめろ」などなどいろいろ小言を言ってきて「お兄ちゃんはいつもこうなんだから」とかツンツンしてたが、家出る以前の俺では鍋食ってても鍋奉行母のなすがまま、されるがままで食っていたので「いつも」の「こう」ではない。わたしの「いつも」の「こう」は、汁が少なくなれば構わず水を入れる。まあ、「チゲ鍋の源」的汁もないし、しゃあないやろ、代わりのきかない寝ている奉行を起こすのも悪かろうと言い返したら、「は?お母さんが寝ているから私のいうこと聞いて」とすごい眼つきで睨んできて生命の危機を感じたので素直に言うこと聞いた。
まあ、こういう違和感は両親と接していてもあって、そのたびに「違うよ」と言いそうになるが言いとどまる。こういうのはなんとなく相手が「変わったね」といってくれるまでは待ったほうが諍いも起きず、平和裏に移行できると思う。
「家族からの見える自分」というのでカフカ「変身」を思いだしつつ、腹いっぱいになるまでチゲ鍋を食っていた。2時間半くらい食っていたような気もする。いや、いつもの食事も1時間くらいかかっているが、いつもの場合は品が少ないうえに、口に入れたものが自然と飲み込まれるまでかなりの数噛んでいるので時間がかかる。だが、今回は事情が全然違う。俺が食う飯の4日分くらいはあるんじゃないかってくらいの量だった。チゲ鍋を下宿に持って帰りたい勢いだった。
食うだけ食った。