なんだろう、俺の発見伝

タイトルは友人の案。

読書会。お題は『変身』カフカ NGジャンル:特になし 40分で

という感じで書いていきます。ええ、時間はないです。映画会の後なのですが、鳥頭か猫の額ほどの脳なのか、あんまり覚えてない。なんか話が脱線しまくったことと、それでも楽しかった、というくらいです。まあ、とりあえず今手元にあるものだけでどうにかしていこうという気分なので、どうにかしてやろうじゃないですか。

私が読んだ「変身」は角川文庫のもので、訳は中居正文です。この人さっき調べると今年で100歳なんだとか。すごい長生きですね。本自体は昭和六十二年版です。定価200円の本が中古で100円で売られていたのを買ったのでちょっとコスパ的に、うん。まあ、読めるから別にいいけど。

読書会で、冒頭の「ある朝、グレゴール・ザムザが」に続く言葉が「不安」か「気がかり」かあと一つ、なんかあったんだけど、全部で3つで、そのうち「不安」のが僕の『変身』からというのを今書きつつ確認した。というチラ裏、だからどうした。

 

解説の方を今読んでると、つまるところ「まあなんか理不尽だけれど、『対象に食いついて凝視し続ける作家の目を、いまさら残酷とか、非常とか言ってみたところではじまらない。すぐれた文学とは、いつでも、そういったものである。』舞台となっているありきたりで平凡な家庭は、その不条理な悲劇を描くために格好だった」という感じ(『』内引用)で書かれていた。え、この投げ方はどうなの酷くない?それでも納得しない人いるんじゃない?とかぼんやり考えて、もう一度読みなおして、「まあそういう考えもあるか」と一応腑に落ちたけども、この本を読書会の方に持っていかなかった(実際は忘れてた)のはやっぱりいけなかったのかもしれない。読書会ではMが本を持ってきて、それを使いつつ、読書会を進めていたけど、もう一つ別の切り口があったほうが良かったのかもと今更後悔。しゃーないので次に活かすという方向に切り替えていく。

ともあれ今回の読書会はいっぱい脱線しまくったのが良かった。

ホワイトボードでみんなで絵を書いたところを俺は推したい。いつも大体、会の話は途中で飛躍するし、脱線しまくるし、脱線したまま戻ってこない。毎回、そんな感じの数ある会の内、今回、最終的に絵を描きだしたのだから、もうなんか一線飛んでる感はあるよ、今冷静になると。ツイッターにあげたのは俺のクソ絵だけど、他の二人はなかなかうまかったので、あまりに下手な自分の絵を鑑みて、やはり絵の練習しようと思います。

 

最初はミッキーを描こうとしていたが、どうも違ってきたので、適当にAA風にしてやっつけたわけです。あと付け加えると、読書会は殺伐としてませんでした。なかなか盛り上がってました。