なんだろう、俺の発見伝

タイトルは友人の案。

推理、卒論、優先順位

推理と卒論

最近友人が推理小説を読んで、波及的に俺も少なくとも「犬はどこだ」とか江戸川乱歩の短編を読んでいると、思考法的に影響を受けているなと感じることもなくはなく、生活で生じる疑問を一丁前に仮説を立ててから推論を試みる姿勢を取ろうとしている自分に内心赤面している。 一昨日「氷菓」を買って読んでるからその傾向はますます顕著になると思われ、生来の痛々しさに自らの箔をつけようとしている自分を嘆けばいいのか、それとも影響され得るものはなんでも取り込もうとする無意識の体感的学習癖を誇ればいいのか、たぶん前者4後者1その他5ってくらいが妥当かもな。その他は「ケフィア」とかでいいわ。俺の半分がケフィアだったら便秘にもならないだろうし、なんか健康的だし、いいことづくめだ。

話がずれた。とにかく推理小説読んでると仮説を立てて行動する癖がつきやすい、俺の場合は。

大学三年生。ゼミでは夏には卒論テーマを決めろと言われている。卒論、そもそもレポートを書く上で必要なのは自分で問いを立て、仮説を検証し、理論を構築することだ、と言うことを昨日の授業で習った。推理小説による癖は俺を助けてくれるだろうか。いささか読む時期が遅かった気がしないでもない。知識を乱読し詰め込む作業と思考法を馴染ませる作業は同一ではないし、それを同時に遂行するのはマルチタスクが苦手な処理能力の低い俺の頭脳では到底厳しい気がする。現在四月、年度の始まり、新学期到来、そんなに忙しいことはないけど周りがせわしく動いているからか俺も焦っているのかもしれない。安穏とカラマーゾフの兄弟を読んでいる場合じゃないのかもしれない。

日経新聞の切り抜きも二週間くらいやってないままだ。

優先順位を決めなくちゃいけない。

それはそうでも腹がへった。

当面、今現在の課題は空腹と日々の食生活の質の向上なのは間違いない。