なんだろう、俺の発見伝

タイトルは友人の案。

珈琲味の砂糖を舐めて

20ccほど残した珈琲かつぷにグラニュー糖をどっさりと、スプーンでかき混ぜて少し掬つて、舐めて、喫茶店で本を読んでいた。とうとう、からめるに似た味となった珈琲は、作られてからもう三時間経とうとして、風味のあせた煙草はとっくに灰と化し、ただ水と…