なんだろう、俺の発見伝

タイトルは友人の案。

屋上に行こうぜ

ツイッターから行方をくらましたと思っていた友達がブログで元気にやってるのを見てうれしくなって書くんだよ、良いだろ俺の勝手だろ。

ここ24時間以内の出来事で言うと2004年~2008年あたりの写真やら音楽やら漫画やらをタッチして唐突に、ギターなんぞを抱えてしまってチューニングもできてないままにGコードを押えてみて適当にペグをひねりながらここに絞り出してる、24歳の男が。自己顕示欲、承認欲求、依存関係、共存関係、捕食、色欲、食欲、睡眠欲、どうだっていいけどさ。久しぶりに聞いた、銀杏BOYZの童貞ソーヤングが、中学卒業の時に捨ててしまったラジオテープの中に録音してたのが、急に恋しくなったけど、小4の時に揃えた遊戯王カードとともに今はどこかのCO2かジャンクヤードの奥底に埋まって分解もされず、夏の熱気をまとったまま、燻っているとしたら、少しニヤつけるくらいには心の荒み方が優しくなったんじゃないか。蛇口から空の瓶に水を注ぐように音楽を聴けている気がする。浴びるように聴き続けたらまた飽きが来てしまうほどに消耗してしまうんだろう。それはこの一時間後か二時間後か、明日か、一週間後か、なんだっていいけど、まだ満足しきれないから、もう少し腹を立てたふりをシておこう
。おい!おい!おい!
大学時代にそれまでと、それからの隔たりをかんじてしまうほど、今24歳だってことが実感できてない。実感できてないまま30を超えていくのか、その前に体の変化を感じて自分自身に折り合いをつけていくのか俺にはまだわからないけど、ダメなんじゃないかこれと疑念だけが転がっている。気力がないと言われればそれまでで、意識が低いと言われればその通りで、むしろ無いんじゃないかこれと認識しているだけで実感は倍の倍にマイナスついてる感じであるわけだけど、これが無職のやつがこうなっていたらどうだ。結局自己肯定するんだろうか。行き場をなくした閉塞感で埋まった僕の心の穴。

屋上に上がったのは一年に一度の鳥の糞が散らばった掃除のときと、理科の実験だったかで、風速を図った時か、太陽電池でミニカーを走らせたときくらいで、教室じゃ電波悪くて屋上でラジオ聞こうとしたら周りが山と森ばっかでもともと電波から隔絶した隔離施設が学校なのかとショックを受けた時とかもあった形で、猛烈に今屋上に上りたいけど翌日の朝刊の隅に載ってしまうほどで終わるのはなんとも言えないいとものかなし。
セクキャバで30分ベロチューしてるだけで「俺はもう死んでもいい」と友人が言ったとき。久しぶりに食った昔の行きつけのさぬきうどんがうますぎてもともとゆるい涙腺が緩んだ時、昔聞いてたラジオをユーチューブでまた聴きだしたら、その当時と同じ感覚で、その時の音楽に聞き入っていたとき、エアコンの冷えた空気ではなく、海からの風で冷えたちょっと湿り気のある空気を肺にいれたとき、などなど原因の違うダメージがコンボ技で繰り出されると苦しみのあまりこんなことを書き出すわけだろう。Mなのでしょうか、知恵袋の民よ、黙って教えてほしい。頭の切り替えはうまくできていますか。周りの人間に気を回せていますか。ずっと同じこと考えて同じこと言いながら同じ事書いて、自分のことだけ考えて構えず生きていきたいのは山々。スマートに、加えるならクレバーに、そうですか、そうですよね、そうでしょうとも。
口述筆記の真似で、音声検知で書こうとしたこともあったけど糞だるい、機械の利便性、シヴィライゼーションベトナム製のガムテープ、UFOキャッチャー内メイドインジャパン綾波レイ課長島耕作と中間管理職トネガワ、近くのコンビニにヤンマガ置いてねえじゃねええかよ!、訪問販売にちょろい同期、余った甘いりんごのバームクーヘン、作りかけのメタリックパズル、作りおきの動画ファイル、作ったままの15歳の詩、バリバリになった卒業アルバムの3年G組、目が痛いようで頭は冴えて、何も考えてないときは大学卒業後も普通にあるじゃんふさけんな、頭の切り替え、記憶力、記憶量、ふせんの位置、ルーチンワーク、使わなくなったメモ帳、書き込んでる割に読んでないスケジュール帳、積まれた書類、詰まったシュレッダー、叩き割るための野球バットもとい非常用しばき棒、倉庫内の前任者の残したゴミ、マッチ一本書類送検、半年後のいつもは今と変わってるってそう思ってったっていま考えた歌詞、面白半分半分人生、スクラップアンドスラップステッィク、閉塞感、田舎、国道2号線沿いのコンビニの外国人店員、仕出し屋の可愛い女の子、朝のみずやり、救えなかったガーベラ、残った花火の本数、セミの死体を見ない夏、不満面、やるせなさのあるやる気、