なんだろう、俺の発見伝

タイトルは友人の案。

運転、雑感

・インド人

ハンドルをまっすぐ、というかニュートラルポジション?でいいのか?とりあえず車が直進する時の状態から左右どちらかへいっぱい回すと前輪のタイヤはだいたい45度曲がる。
このことは10歳の時に知ったことだけど、なぜ45度までしか曲がらないタイヤの車が、直角のカーブを容易く曲がれるのかが、自分なりに説明できる程度に理解できたのは、この一年、働きだして車通勤をするようになってからだった。
ハンドルを右にいっぱい回した状態を続けたまま、直径約40センチのタイヤを一回転した時には車体は右に45度、元の位置から曲がり、二回転する時には90度曲がり、四回転すると180度曲がる。その時スタート位置とそこから一番離れた車体左前輪部の距離は、だいたい車幅に円周率3.14159もといπを掛けたくらいの長さになる、たぶん。
だからかなり角度がきついカーブを曲がるからといっても、ハンドルをずっと切り続けることなんてなく、一度いっぱい切ったら手を弛めて、タイヤの向きが戻っていくのに合わせながら、しゅるるー、とハンドルに手を沿わしていくだけ。始めの45度から残りの角度を直線に入るまでに緩やかに足していくだけ。円周率πとサイン、コサイン、タンジェントを使って計算式を求められるかもしれないが、ひとまずは無垢で素朴な質問に当時出張中でいなかった父に代わって18年越しにそれなりの答えを用意することができた、俺の中では。
 
 
アクセルを徐々に踏み込んでいくのは、ドラムのハイハットバスドラムを4分の2拍子から4分の4、4分の8、4分の16とテンポを上げていく感じに近い気がする。ドラム叩いたことないけど、次何かドラムセットに座る機会があれば真っ先にそれを俺は試すだろう、両手と両足が縺れなければ。いや、縺れようがなんだろうが最終的には叩き始めた開始10秒くらいから雑に叩いていた衝撃で徐々にドラムセットが崩れていくから、そうなるともうPVの音楽に合わせることなく、立ち上がって両手のスティックを頭の上でカンカンやりながら、適当にandymoriの歌を何度でもいつでも。
 
・『カーブの前ではアクセルを緩めること、ウインカーを出してから右左折すること〜親愛なるスヌーピーの一節の一部と自作からなるタイトルを、親愛なる万年交通事故最多を冠する岡山県民、香川県民に祝辞を述べて捧ぐ〜』
 
と題したゴミを増田にほうり投げようと思うくらい近辺の現実は理不尽だし、去年何人の友人が事故ったか数えるのも11月でやめてしまった。速度を出すのはいいけど車間距離も狭いし、もし俺がいきなり急ブレーキしたら後ろのこいつの人生はどうなるんだろうとかぼやっと考えつつ、ミラー越し一杯に映る日野のマークやらなんたら運送とかを見たりしてる。何を急いでんのか知らんがカーブではタイヤがキュッて鳴いてて、品がない、節操がない、余裕がなさそう。いやたぶん世の中のご意見番的な著名人なるおっさんおばさんもおんなじこと言うと思うでこれ。
 
ブレーキ踏むタイミングも遅すぎるし、そりゃ今の車だとその距離でも停まれるんだろうけど、その停まり方だと車内で助手席のやつがシートベルトが締まって確実にウェッって言うてると思うくらいの勢いのある止まり方してるしそのうち事故りそう。詰まる所何が言いたいのかっていうと戦車で出勤したい、民家潰したい。男塾的な最短距離で通勤したい、それからみんな事故しなかったらなおいい。
 
 
というふうに3ヶ月前に書いていたわけですが今のところオチとなる事故も起きてなく、ぶつけてもなく違反もないのでこいつを投稿する気もなかったわけだけど、もうそろ文章が腐ってきてるし免許とりたてのJKも多そうな季節になってきてるんで全国の免許とりたて18歳の男子諸君は焦らず気取らずあぶねえなと思ったら速度落としていく感じでうまい具合に運転して、22歳くらいでこの春から新社会人で今まで学生生活でペーパードライバーなのに仕事の都合上社用車を運転しなきゃいけない諸君らはどんどん事故って業務滞らせて、無茶な人材配置してくる会社潰していこう脱輪しまくれ割と周りの人たち助けてくれたりするから安心してどんどん狭い道走れでもイライラしたまま運転するなよそれに歩行者は優先しろしないと死ぬぞ
 
・Whiplash
セッションって映画で無謀運転で事故るシーンあるんだけど道の電光掲示板にクソみたいな標語載せるくらいならこのシーンのくだりずっと流しとけ

http://images.ciatr.jp/2015/04/tumblr_nizzts5LW11u0bjozo2_500.gif

fire as a sign in the darkness


彼が目を覚ました時、彼の中で時間は反転していた。窓際からゆっくり滑り落ちるような日差しを見て、ようやく夕方だと判った。ジーパンを履いたまま眠りこけ、ケツの重みで潰れて三日月型に曲がっているラッキーストライクをぼんやり咥えながら火を灯し今日で「何日目」だったかを考えていた。なにしろ記憶がないし、時計もない。それに隣で寝ている女とこの密室の中ひたすらヤッていたのだから、女しか見ていなかったのだから、ただただ、あの時。彼は左腕のかすり傷が気になり続けていた。

ケータイはどこかに消えてしまった。財布も途中でどこかに落とした。金はなくてもタバコは手に入った。食事も今の所なんとかなっている。

心配事とすれば女とヤる前に、頭を叩き潰した隣の部屋の腐りかけの屍体がまた動き出すのではないかということだ。



「コーヒーが飲みたい」と彼がふと口にすれば、

「コーヒーいいね、飲みたい」といつから目を覚ましていたのか女が起きている。



「えっと、ところで名前」

「名前を聞くなら、まず自分から名乗るもんじゃない?」



食い気味に答えられてたじろいだまま

「じゃあ、いいよ」、とあっさり彼は引いた。



この部屋においては、彼がアダムか何かであり、彼女がイブであり何かだという雰囲気があったからこそのいつぞやの何時間前の一瞬の連続が、彼と彼女の間の空気を形作っていた。それ以外はあっても必要もなく、意味もない。今でさえも。次の瞬間にはドアが蹴破られ、おどろおどろしいどろどろの泥棒だか不審者か具体的にはゾンビかそれによく似た変態したおじさんが闖入してくるかもしれない。

免許証も無くした。家の鍵もついぞ見てないことに彼は気付いたがそれよりもタバコの灰皿を煙を目で追いながら探しているふりをしているだけだった。

あるのは左腕の傷と、ベッド脇のスコップと、病院から盗んだ輸血パック、どっかの誰かのバックに入っていたどこかのスーパーから盗んだであろうツナ缶、つい何時間か前に人の頭を殴り続けて変形したフライパンとXLのパーカーをダブダブに着た彼女はさながらfat girl slim /*ということにした方がいい
//とりあえずこれはここまでであと違うところから書き始めよう
//時間軸バラバラなかんじで。このあとの流れは適当に↓
//
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chapter 4 

ずっと頭が痛いしいつから痛くなったのかわかっても意味が無くて頭が痛くなる。頭痛薬などどこにあるっていうんだ。こんな惨状、目をつぶったらより目が悪くなりそうで、すやすや眠って良い夢を見ることなんてできそうもない。ひっきりなしにずっと部屋の玄関のドアの前でゾンビだか死体だかよくわからないくさった肉体がもぞもぞしてやがる。こんなんじゃ大学行けねーじゃねーかよ、ってそんな場合じゃないのか。とりあえず落ち着いて水飲も・・・止められてるんだった。
あー餓死ってこんな感じで死ぬのか、とか考えたことあったけどまじでそんな感じで死にそうじゃねえか。くっそー。

もう3限目過ぎてんじゃん、今日も自主休講でいいや。

つーか外どうなってるんだ。テレビないし、金払ってなくていきなりインターネットつながらなくなったからようやくやべえ、あそうだ、金下ろすついでに大学行こ、今日火曜だから2限目と3限目あったわと思って外出ようとしたらこれだもんな。ケータイ代も5ヶ月払ってないから使えんだろ。2週間ずっと冷凍うどんで食いつないできたせいだこれ。俺が冷凍うどんで食いつないできた間に世の中何かあったんだよこれ。
やばい焦る。ゲームなんかしてる場合じゃなかった。俺がソビエトロシアでドイツとかイギリスとか蹂躙して泥んこ遊びしてる間に何かに世界ごと蹂躙されてた、モンゴル民族かよ。
つーか金、金ねーっt!レシートと薬局のポイントカードしかねえ。
詰んだかこれ。詰みか。詰んじまったかいよいよ物理的に。これが孤独死ってやつですか。これが孤独死にいたる老人的なアレですか老人はネトゲやらねえか。
いや、まだ外でたらワンチャンあるから。なんとかなるから。でも出れねーんだよなあああ!何あれ。こわい。普通にこわい。アレ一応生モノでしょ?生きてたっぽい生物でしょていうか人間でしょ、ドロドロになっているけど。若干臭うんだよなもう腐臭来てんじゃないのかアレ。

そうだベランダから様子見りゃいいじゃん。あわよくば助けを呼びたい。
でもだめだな、人影見当たらねーし、ここ住宅街だからまっ昼間だから車もないのか。
いよいよどうすればいいかわからなくなってきたぞ。

・・・ベランダ横の仕切り、これ一応非常時にブチ破って渡っていいのか。
いくかいやまてよ、もしたまたま何かの手違いで5階のアパートの俺の部屋の前で人が倒れているだけで…
いやいやあの死体の周り血だらけだったわそういや。

今昔吐き

結論から述べる。
僕、この二歩歩いて二歩戻ったまま佇んでる感じってかんじ。
(と結論から述べてみたがどうせこの後の結論は言いたい変わってそう)

昔のそれぞれが書いたブログをちょうどYとMとで読み返し黒歴史暴き大会して、その現在進行中になんか「降ってきた」と大川隆法化してみたけど降ってきた内容をこの書き出しを書いてるあいだに忘れてしまったし、もうこの20秒前には戻れないこの不可逆は僕のちんぽ並みにどうにもならんのです。終わった話、オワバナー

なんか直近の最近読んでる舞城王太郎好き好き大好き超愛してるの冒頭辺りを引こうとしてて、
"愛は祈りだ。僕は祈る。(中略)物語や小説の中でなら。""と丸々省略した内容に、もう既に起こってしまったことについても、"こうなってほしいと願う。"とか"祈りは言葉でできている。"とか、まあいろいろ琴線をグイグイしてくれる諸々の中で過去について書いてるところが特にグイっと来て、昔の18の僕なら思わず所構わず泣いてたかもしれないって思えるほどで、なんでそうなるかというと、今の冒頭の結論を「書いてしまえる気分」にさせてくれる成分の元に濃縮還元に、読んだ瞬間になってるってことはもう自己流の自己愛擁護発生機の養分になってるんだが、まあそれも肯定しちまえよ、と解釈できた時点で僕の好き好き大好き超愛してるは終わってしまったから、その後を読む気は半分なくて、もう半分は祈りと愛とバファリンで僕の中に咀嚼されてるんで僕は大丈夫、今いろいろ過必要過十分に悩んでる君もやっていけるし、三年後の君はなんか疑問符のつくブログで変なタイトル付けて変なことを書き始めてるけどでも君それ15歳からずっと媒体変えながら戻しながらずっとやってることなんやで(ドヤ)ってまあふつうにクソきもいけどそれも人生だ、アイムプリティニアバイオーケーだ、と黒歴史を自ら読んでもあんまりダメージ食らってないというか、その頃の自分がそう思ってたんなら、そう結論付けたならそれで今の僕はいいよ、大丈夫(この堂々巡りは終わらないのはそれはそれでキモいしヤバいし周りから見たらどう見えるかわかったもんじゃないぞ問題だけどそれも許容するのが祈り)だし、よくぞ、むしろ、18の君は15の君を許した、あのノートを残した、ようやった、だから僕は書くことができる、こうしてアホなことばっかり書いてしまっているがむしろ君から見たらどうなんだろうか絶望して金輪際口をきいてくれないレベルで許してくれそうにないけど、未来のことは誰もわからないけど予定調和的なかんじで、こんな気はすると思ってたことは僕自身覚えてるし、予定調和って言葉を友達によく使って斜に構えてた君は今もまだそのファイティングポーズをこうして続けてるんだけど未来の俺を褒めなくていいからとりあえず何か考えてることをとりあえず書いてることだけは、その点だけでいいから、このなんか若干書いていて恥ずかしくなってきた一切を知っていてほしい僕は祈る、ていうこれは今後の黒歴史になり得るだろうし、ようやくこれでうあーーーって言いながら枕に顔埋める動作ができそう。

百点とったら百万円

「百点とったら百万円!」

「百点とったら百万円!」

「百点とったら百万円!」

「百点とったら百万円!」


筋肉少女帯の「戦え何を人生を」をもじったBGMをバックに、坊さんが木魚ポクポクしながら「百点取ったら百万円」と歌ってる、学習塾のCM








少女と少年が話している。
少女の手にはプリキュアとかなんかのフィギュア、少年の手には3DSとかゲーム機とか、
2人の背景に大きなテレビでアニメが流れてて、楽しそうな雰囲気が10秒ほど流れる。
場面が変わって、時間が飛んで女性と男性に。驚く両者。気がつけば両者とも手にはスマホ。写っている画面はインスタグラムとかどっかのまとめサイトとか。
そこにさっきの少女と少年がさっきの物持ったまま歩いてくる。


それを見て
男性が言う。「あのころから変わんないな」
女性が言う。「どうかしら」
手のスマホのインスタグラムに来た少女の写真を撮って載せながら女性が言う。
「感傷に浸るスピードよりも速く、次の岸にたどり着いてるだけって気がするの」
女性去る。

ナレーション「いま、それ見てる場合ですか。」公共広告機構 AC

ってCM見てる子供が最後に出てくる、ACのCM